橘 実来

「理科室」拝読させていただきました。 一読のあと、感じたのは爽やかな爽快感。思春期特有の空気感がなつかしく、そして胸にじわっとひびくようでした。 中学三年の「私」と中学二年の弟の友達「健太」。 ちょうど大人と子供のはざまにいる彼らがとても初々しいですね。大人の事情に左右されてしまう戸惑い、恋までいかない小さな想い、偶発的(だったのかな?)にキスをした彼らの息遣い。中学卒業あとの未来をみつめる「私」のまっすぐな眼差し。 こうして少年少女は成長していくんだなあ。そうしみじみ感じさせていただいた短編でした。素敵なお話をありがとうございました!
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美空さん、 もったいないようなすばらしいレビューを頂き、ありがとうございます! 「ちょっとしたきっかけで、かわいくなったり大人になったりする女の子」を描きたいと思って、書いてました。おっしゃるとおり、オトナとコドモの狭間にいる中学時代を舞台に、自分が書きたいことが表現できるかチャレンジしてみたのですが、楽しんでいただけて、とても嬉しいです。ありがとうございました! オオタ
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