なすーん

まず、物語全体がハイゲインで、何処にも抜かりが無いのが素晴らしいですね。 吸血鬼さんは常にカッコよく事態を解決する、主人公は可愛らしくコミカルに振る舞う、そしてイケメン吸血鬼に一見ミスマッチするかのように見えるギャグパートのラッシュも、見ていてたのしかったです。 驚いたのはバトルシーンでした。「こんなにグロテスクな描写を急に入れてしまっていいのか!」と驚くような、息もつかせぬ場面転換。それでいて破綻がなく、読んでいて思わず納得です。 一読しただけでギャグ・ホラー・バトル・恋愛と一粒で4度美味しい構成、私は大好きです。神獣がどのような存在なのかという根幹を成す展開や、2人の恋の先にあるものを是非とも見守りたいですね。

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