家族の為の、世界にたった一つだけの本。心に染みました。 父親の本に対する思い、それが聞けたときの心情、そして、ラストに繋がる種明かし……全てが一つに繋がり、穏やかな川の流れのように心へと染み込んできます。 僕は、私は、間違っていなかったのだろうか…… この疑問は、生きていくうえで大なり小なり人間が必ず持つものだと思います。長い月日を経て、鎖として重りとなっていた疑問が外れた瞬間、きっと若かりし頃の祖父は心からの笑顔を見せたことでしょう。 全てをつぎ込んだ、一番大切な人へ贈る世界に一つだけの絵本。いつまでも大切に語り継がれて行くはず。 面白かったです。心温まる物語でした!
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タッくん、レビューありがとうございます♪ 一つを諦めて手に入れた家庭だと思っても、追っていた夢は小さな形で叶っていた。 理想の生き方かも知れません。 人間生きてれば、こんなことにぶち当たりますよね。 主人公の奥さんが一番の理解者だからそう言えたのでしょうね。 いつも感謝です♪

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