甚平

78ページ(2018/11/29現在)まで拝見いたしました。 それぞれの視点から少しずつ紐解かれていく真実が 互いに重なり合いながら一つの流れを見せていく面白いストーリィでした。 個人的には天ぷらを失敗した理由の場面が、いかにも料理本の誤読らしくて好きでした。 事件が起きるのが誕生日というのも、落差が強調されていて好きでした。 アドバイスを、という書き込みを拝見しましたので以下雑文失礼いたします。 ●視点・テーマ 個人的な意見として、ここが特徴でもあるのですがテーマ、視点の散らばりを感じました。 恐らくかきあげさん自身が既に懸念されており、それでも書かれているものと 思いますが、視点やテーマが切り替わることにより人物の気持ちに入り込みづらかったです。 まだまとめの展開が残っていますので、そこでぎゅっと絞ってみても面白いかもしれません。 僕に絞ってまとまるのかな、という感じもするので余計なお世話かもしれません。 構成の参考としては――これをいまから参考として勧めるのもどうかとは思うのですが―― ご存知、夏目漱石の『こころ』の構成なんかを見直すのも面白いかと思います。 上記はほんの一感想なので、基本は無視して書き上げられるのが一番よいと思います。 完成に向けて更新されることを期待いたします。
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甚平様 この作品を現段階の最後まで読んでいただいたこと、そして時間を割いてご意見くださったこと、本当にありがとうございます。とても嬉しいです。 おっしゃる通り、視点をコロコロコロコロと変えたせいで、少なからず読者さんを混乱させ、感情移入をしにくくさせてしまったかな、という反省があります。 アドバイスいただいた「最後に視点をギュッと絞る」というのは、非常に納得できて、ぜひやってみたいと思いました。 ただ、実はストーリーの最後まで既に原型は出来ているため(また、視点コロコロ)、そのままで上げるかもしれません。その時はお許しください笑 『こころ』は本棚にずっとあるのに実はまだ読んでなかっ

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