『夢』というのは良く自分が体験したことの再現、想像力によって生まれる、と言いますが。 それはただ理屈を求めた、理由を求めた頭のお固い人達が勝手に決めたもので。 実際の『夢』はとても不思議でたまらない世界。 だからこそ――彼女はそこで彼に会うことを選んだ。 最後に出会って、嬉しかった……ただの――『そこら辺にいる子供』と同じように見てくれた男の子に会いたいがために。 神様に祈って、その子の夢の中で会いたいと。 嬉しかったから……それは『恋』に近い感情で。 でも……決して報われない恋……儚い恋なのだと。

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