大変遅ればせながら、この度は最恐怪談コンテスト&『千人怪談』書籍化、本当におめでとうございます!! いやぁ、大変完成度が高い作品です! まさに納得の受賞作品ですね! 稲川淳二さんの語りをご拝聴したい作品です! 最初から最後まで手に汗を握り、ドキドキしながらご拝読させて頂きました! まず、ストーリーが本当によく練られています! 深夜に乗せてしまった親子らしき男性と女の子。 まあ、最恐コンテスト受賞作品ですから、これは何か有るだろうなと構えて読んでしまうのですが… あまりにもホラーとかけ離れた雰囲気の女の子に 「はて、ここからどんなホラーになるのだろう」 と、首を傾げます。 しかし! そこが!作者様の巧妙なフェイントだった訳ですね! そして、主人公が奥さんからの電話で知る『連続殺人犯』の存在。 ここで!『第一の恐怖』が襲いかかってきます! 「うわぁ!これは恐い!心霊的な恐怖ではなく、生きている人間の恐怖ストーリーでしたか!」 と、背筋が凍り付くのですが… しかし…やっぱり、そこで気になるのは、 ホラーとかけ離れた雰囲気の女の子の存在…。 「確かに…恐いけど、女の子が懐ついている所を見ると、単に人違いかな?」 と、更なる作者様の巧妙なフェイントにはまっている所に… 突然!トランクからの物音!! 「ヒーッ!!」 マジで飛び上がりましたよ! いやぁ、これは本当に恐いです(涙目) そして!これこそが! 『第二の恐怖』だった訳です! そして! ガソリンスタンドに着いてからは! まさに急転直下!怒涛の展開です! 気付きましたら夢中でページをめくっていました!! そしてそして! 物語のラストのオチで、 まさに最大級の『第三の恐怖』が襲いかかってきます! 二重にも三重にも張り巡らされた巧みな数々の伏線。 そして、徐々に徐々に…ひたひたと忍び寄る、恐怖と驚愕のストーリーは、本当にお見事の一言です! 大変大変感心致しました! ご拝読させて頂き、ありがとうございました!! ~PS~ いつも大変有り難いコメントとご閲覧を本当にありがとうございます! なかなかお礼とお返事に伺えずに大変申し訳ありません(汗)
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にいださん、こんばんは。 とても丁寧で素敵なレビューをありがとうございます! これほど力を入れて書いて頂いて、僕は幸せものです。 いつもお忙しい中、ありがとうございます。 お返事は気にせず、お身体を大切にして下さい。 あと三週間弱、お互い頑張りましょう!

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