乙骨英世

戦国の世の、桜花と伊織、和臣、藤音と隼人、そして鬼と化した浅葱、それぞれの切ない思いがとても丁寧に描かれていて素晴らしいです。 登場人物が多い作品で、全ての人物に共感出来るというのは稀有なことだと思います。 桜花と伊織という主人公が明確に存在するにも拘らず、それ以外の(脇役として描かれる如月も含む)全ての登場人物にも、おのおの切実な物語があって、感慨深いです。 それぞれの思いが繊細に絡み合ってゆくほどに、思いの切実さも増していき、そこから流麗でリーダビリティの高い筆致によって、全編クライマックスとすら思えるような展開の醍醐味が生み出されていくところも見事です。 素敵な作品、ありがとうございます。
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乙骨さん 時野にはもったいないほどの素晴らしいレビューをありがとうございました! 主役以外のキャラにも物語を感じていただいて、とても嬉しいです(特に如月は作者のお気に入り♪) 丁寧に読み解いていただき、誠にありがとうございましたm(__)m 追伸:書きそびれたことがあったので再送させていただきました。 寒さが厳しくなってきましたので、どうぞお体に気をつけてお過ごしください。
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