陸路りん

 感想、失礼致します。  とても楽しく読ませていただきました。  今回色々とばたついており、残念ながら第3章までしか読めなかったのですが、そこまででもとてもこれから先の話をわくわくと期待させてくれるお話でした。  正直不勉強な人間のため、朝鮮王朝時代の知識など皆無なのですが、それでも王朝の仕組みやそれぞれの立場など、すんなりと頭に入ってくる巧みな文章で、難しかったらどうしようという最初の不安を吹き飛ばされました。  出だしについても、父王の葬儀から始まり、その死が不審であるという謎の提起から始まっているため、とてもテンポ良く、物語に入り込み易かったです。  また、主人公のホンウィに関しては、最初の大臣達を一喝する場面で性格や立ち位置がとても伝わってきました。地位や古い慣習にはこだわらない、人との関係を大切にする利発な少年で、はすっぱな物言いもとても格好良く、非常に魅力的な主人公だと感じました。  ちょっと、こんなにぼんやりした大臣ばかりでこの国大丈夫だろうか、と心配にはなりましたが……。  『最初の忠臣』のポフムも素敵ですね。ホンウィの常識にこだわらない振る舞いに好感を徐々に抱いてく様子には思わずにやにやしました。スヤン叔父上とクムソン叔父上は三章までだとちょろっと出てくるだけですが、これから先、どんどん出てきてくれるのを勝手に期待しています。あらすじの『愛と裏切りとは』というフレーズを見てから読み始めたので、正直新しい登場人物が出てくるたびに「まさか、こいつが裏切り者か」と勘ぐりながら読んでいるのですが、楽しいだけでなく、適度の緊張感が生じてドキドキハラハラ出来るのも魅力だと感じました。  手前勝手な感想、大変失礼致しました。  大変素晴らしい物語を拝読させていただき、誠にありがとうございます。続きもゆっくり読ませていただきたいと思います。
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陸路りん様 こんにちは。ご感想、有難うございます。 率直に、とはお願いしたものの、内心、どのようなご意見が、とドキドキガクブルしてました(笑)ので、もう、本当に、このように嬉しいご感想を頂いて、俄然やる気になってます(←)。 特にホンウィは、自分の萌をこれでもかと詰め込んだキャラなので(まあ、拙作大抵主人公は作者の萌の塊ですけど←マテ)、そのように仰って頂けると本当に嬉しいです! 仰る通り、李氏朝鮮王朝史はあんまり広く馴染みがないテーマですから、それをいかに読者様に対して分かり易く面白く、興味を持って頂けるように綴るか、というのがどの作品でも至上命題なので、「分かり易い」とのお言葉頂け
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ご丁寧にありがとうございます。 こちらこそ、素敵な作品を知ることが出来て感謝です。 なるほど、萌ですか。私にも刺さるキャラだったので、わかる気がします。 キム・ジョンソの能力も楽しみにしながら、続きも読ませてもらいます。 読むのがほんと遅いのであれなんですが。 よろしくお願いします。
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