うわぁ!短いながらも物凄く深いお話ですね! 確固とした規範と規律によって守られた理想的で理路整然とした社会。 アンドロイドやコンピューターによって、それを『使う』はずの人間が逆に知らず知らずのうちに『使われている』と言ったSF小説を時折、目にしますが、 その中で今作は大変優れた作品です! 家事全般をアンドロイドにやらせるのはもちろんの事、 何と!小説までもが機械頼みになる世界とは! これは物凄く斬新な発想です! もしかしたら、この世界では映画や漫画、絵画や音楽までもが機械の手によって作り出されているのかもしれませんね(汗) でも、これって『生身の人間』が作るからこそ、 同じ『生身の人間』の心に響くのではないでしょうか。 アンドロイドが書いた小説、ちょっと読んでみたい気もしますが(笑) そして、アンドロイドが小説を書く一方で、 逆に生身の人間が工場で働くという逆転の発想もユニークで大変秀逸です! 物語の最後で一念発起して小説を書く主人公。 それを読んだ彼女が言う『貴重』という言葉も実に効いています! 大変感心致しました! ご拝読させて頂き、本当にありがとうございました!! ~PS~ いつも大変有り難いコメントとご閲覧を本当にありがとうございます! なかなかお礼とお返事に伺えずに大変申し訳ありません(汗)

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