夏野かじか

「おにぎりにぎって、まさみさん。」 レビュー失礼します。 学校をやめ、15歳から母のおにぎり屋を手伝うまさみ。極度の人見知りと妄想癖に悩まされながらも、大工のアキラ、図書館員の秀丸など、まわりに支えられながら、なんとか5年目の朝を迎えた。ところが母親が病に倒れ、ひとりで店を切り盛りするはめに。おののくまさみの前に、怪しい黒ずくめの男が現れ、「クモタ」と名乗る。まさみはこのピンチを乗り切ることができるのか。 と、説明文にはあります。そして、タグには『どんでん返し』の文字が。 さあっ、あなたも驚きのまさみさんトリックの餌食になってください。笑 ネタバレ禁止! めちゃめちゃやられた感満載ですっ!っw この作品の中で心に響いた言葉を紹介します。 『言葉は、いつも刃物だ。傷つけたり傷つけられたり、余計なことばっかりする』 本当にその通りですね。 この作品は、そういう言葉の使い方をたくさん教えてくれました。 作者様の『言葉』を大切にする姿勢がうかがえるこの作品を、是非お楽しみください。 とても素敵な作品を、ありがとうございました!
1件・4件
るえかの雨さま  いつもおやさしいレヴューありがとうございます。  そっかあ、そこに心を響かせてくださったのですね。ちょっと意外でした。  いつも一人で書いているので、読んでくださる方の感想は宝石のように貴重です。  「おにぎりにぎって、まさみさん。」は(細かな直しはありますが)10数年以上昔に書いた作品です。でもこのアイデアを思い付いたときの風景は、今でも鮮やかに思い浮かべられます。  もし、お時間があってお気が向いたら、できるだけたくさんの人に読んでいただきたいなあと願っております。ちょっと長いですけど、もう一度頭から読み直したくなる……かもしれません(*_*;
1件3件
とりおさま。 お返事をありがとうございます。 心に響いた言葉、ちょっと意外でしたか。 ちょっと、気になります。。どの辺りがでしょうか。。? 私は本を読むとき、好きな言葉を抜粋しています。 まさみさんでは 人間は自分の知らない人に対して、好意を持つんじゃないかな。 好意と憎しみとの違いは、相手をそれ以上知りたくなるかどうか。 そしてこれに対する、クモタの言葉が好きです。 それなら、世界中の誰にでも好意を持てる、みたいな返事で。 それって、素晴らしい考え方だな、って。 それと、レビューで紹介した「言葉は、いつも刃だ~」です。 あ、棒を飲んだようにかたまる。という表現も好きです。
1件2件

/1ページ

1件