城井 寝仔

深夜の独白。 自分が何を書きたいんだろう? って考えると、ジャンルって括りではまず間違いなくファンタジーに行くつくのですが、それより更に深彫りしていくと、やっぱり「争い」なんだろうなぁ……なんて思うのです。 ファンタジーの設定を作って行くにあたって資料を追って行くと、十中八九「戦争」と「宗教」に行き着いたりします。 今のご時世、戦争や宗教なんて言葉にしようものならまず間違いなく叩かれるものではありますが、果たして本当にそれだけだったのだろうか?なんて思わずにはいられないのです。 戦争で多くの技術が進化しました。宗教もまたしかり。間違いなく悲惨ではあったのでしょう。でも、その時その時代に生きた人たちにはそれが唯一行える最善だったような気がしなくもないのです。 そして、私達はその死体の上で無自覚のまま、上辺だけなぞって死体の山の天辺で優雅にワルツを踊りながら、時代も時勢も考慮せずただ悪様にこき下ろしているだけなんじゃないのかな……とかとか。 そんなことを思ったりもするでした。

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