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ダスト・ガール
雪翅
2018/12/18 10:23
何でも捨てられるゴミ箱と、ゴミ箱に人の魂や感情を捨てる少女と、一つの"後悔"を抱える主人公のお話。 絢斗と伽のやり取りがテンポ良く、だけど挟まれる細やかな描写は美しくも切なくて、心が落ち着く暇もないまま、最後の彼女の言葉に辿り着く。その演出が素晴らしいなと思いました。 一瞬の躊躇いや、心の傾く方向へと咄嗟に動けない不器用さ。 その一瞬で揺れ動いてしまう人間の繊細さが、物悲しい光景と一緒に上手に描かれている作品でした。 だけど、「後悔してしまいそう」と感じた彼女の中に、消え切っていないものもあるんじゃないか。全く同じものは戻ってこなくても、また新しく芽吹くものはあるんじゃないか。 私はつい、そんな希望を抱いてしまいます。
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鈴原りんと
12/18 22:04
雪翅様、レビューいただきありがとうございます! 細かなところまで見ていただき感謝です。こだわった点を褒めていただき大変嬉しく思います……!すごく励みになりました…。 伽の心にはまだ微かにあの恋心が残っていて、完全とは言えなくともまた似た想いを抱けるといいなと私も思います。 読んでいただき本当にありがとうございました!
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