kuu10

firststory完結、テンタンさんお疲れ様でした。 ガンダム系ロボット物SFでは最上位の水準だと思います。 宇宙、降下、砂上、水中、地上、要塞戦とほぼ全環境の戦闘シーンを網羅し、 登場キャラクターも個性があり、家柄や性格の不一致などによる対立が物語を形作ります。 登場ロボット兵器もパワーアップしていくので、最強名乗り合戦も拍車がかかります。 戦争物は基本的には反戦の主張を含むものですが、そこに現実を突きつけるグリードファクターの表現が、リアリティと実在社会の妥協状態を明確にしています。 「儚く美しい」 SF用語はもっと盛り込まれた作品もありますが、少ないことによって知らない人にも分かりやすく仕上がっているので、SFマニアは、この箇所はこの用語に対応していると想像しながら読むといいかもしれません。
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