甚平

拝見いたしました。 全体的な流れとしては決して悪くなく、国の崩壊と民衆の狂気、 姿を消した王女の行方とドラマティックな内容となっております。 もう少し文量が多ければ、ロマンな内容になりそうな気がしてよかったです。 私の頭の中では殷末期のような想像をしていました。 アドバイス希望をお見掛けいたしましたので、蛇足として追記いたします。 基本的には無視して頂いて結構な内容です。 ●単語について 国王の妻なので王妃などにすると、その妻が正室か側室かわかるかと思います。 息子と娘については場面次第ですが王子、王女とすると立場が分かりやすいかと。 単語を変えるだけで描写を省いて状況説明ができるのでお勧めいたします。 ●疑問点 ・隣国の商人の女について 商人の女が側室となったのか、正室となったのか分からなかったです。 国が傾くほどのお金を使うということは、王宮に入って寵愛を受けたと 想像いたします。その経緯や元の妻の立場、ほかの臣下たちの反応があれば、 もっと作品が広がり、また国が傾く説得力が生まれるかと思います。 ・民衆の蜂起について 国を傾けるほど資金を自由に使える権力者が、民衆に敗れるということは、 ほかに権力を持つ扇動者がいるのだと想像いたします。 そうでない場合も、王政打倒に至る思想やリーダーとなる人物はいると 思うので、そのあたりが描写されると更に物語に厚みが増すと思います。 色々と雑文を重ねましたが、この作品を直す必要は全くありません。 次に書かれるときに、どう広げようか、どう説得力を持たせようかと悩んだ際、 読み手がどこに目を向けるかという意味で少しでも役に立てばと思います。 楽しく書くのが一番なので全部無視しても全く問題ありません。 また新作を期待いたします。
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感想ありがとうございます! またこんなに詳しいアドバイスをいただき感激しております。 次の作品に活かそうと思います!

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