SFのようでファンタジーのようで幻想のようで。短い分そういうエッセンスが香るようなものになっているように感じた。アルバムの中の一曲という感じ。マイ・ブラッディ・ヴァレンタインのWhen You Sleepを頭に浮かべて読み進めたりした。音楽みたいというのは、良くも悪くも抽象的だっていうことでもある。じゃあ具体的にすればいいのかとか、分かりやすくすればいいのかっていうとそうじゃないんじゃないのとは思う。ほんとにマイナーな人ら以外だって、通好みの音楽が好きになるだろうと。長くなったけど、音楽、それもアルバムの中の一曲みたいに、この人の感覚が見える作品だと思う。私は好きだった。ながくなってごめんなさい。
三角海域