心の傷や辛い過去を抱えた人をも包み込む夜の街。一軒のピアノバー『アリア』に集う人々もまた、様々な心の傷や様々な過去を抱えて生きている。 そんな『アリア』に、女子高生が、アルビノの男性に連れられ、やってきた。 彼女の名は『カノン』。この夜の街の『女帝』の娘に生まれた彼女は、その身をビルから投げようとしたところを、アルビノの男性『シロ』に救われたのだ。 そんなカノンが一人の男性に恋をするところから、物語が動き始める…。 自分の居場所を確保するために、そしてその恋を実らせるために突き進むカノンと、カノンが動くことで次第に明らかになってくる『アリア』の関わる人々の辛い過去。 物語の最後は、涙なくしては読めません。 自分はクラシック音楽に全く疎くてよくわからないのに、何故か読んでいるバックで『カノン』や『アラベスク』がかかっているような錯覚に襲われてました。 聞いたことないけど(笑) 心に響く作品をありがとうございました。
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あけましておめでとうございますー! そしてレビューありがとうございます! 片隅でこっそり連載してたこのお話、毎日の応援がとても有難かったです。 無事に終わって、すっきり。 清々しく1年が始められそうです。 いっつもありがとうです。 ではでは、今年もよろしくー!
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