作品「豪華客船、月へ行く」は、ゲイのカップルに育てられた男の子が、ゲイの二人を親として受け入れていく話です。 これはなかなか苦戦しました。 前に一度書いて、途中で頓挫し今回また短編として書き直したものです。 私は女性なので、一人称で男の立場で書くのがまず難しかったし、テーマも難しかったので(^^; 伝えたいことの半分も書けていない気がしています。 でもその中でも、主人公の明るさというか、底力というか、芯の強さに助けられました。 主人公を書く時、自分の中にある主人公との共通点を少しでも探して、それを膨らませますが、私自身の中にもこの作品の主人公のような芯の強さが1ミリくらいはあるのかもしれないと思えたのが、この作品を書いた一番の収穫かもしれません。 この作品の対になるお話「ホンモノとニセモノ」が事情系の厳しいお話だったので、「豪華客船、月へ行く」は、明るさを意識して書きました。 「ホンモノとニセモノ」の方も読んでいただければ幸いです。 ありがとうございます☆

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