那由多

綺麗な情景描写だな、と思ったらオチに驚きました。 夜空の綺麗さに対して、自分の立っている場所に対するマイナスの表現がある事で、彼の空あるいは月への憧れという物が良く分かります。 それはそのまま理想と現実という対比って事でしょうか。 理想へ辿り着けなかった彼は結果として……という事なんでしょうか。 文章的には彼は若い感じがして、それがまた何とも虚しいですね。 短いながらも、色々と詰まった感じのある文章で素敵かなと思いました。 どちらかというと音読が楽しい文章ですね。 ただ、「唯一夜空から~」の部分だけ読点が無く、ちょっと長ったらしい感じがしました。 それ以外の部分はテンポよく声に出して読めるのですが、ちょっと気になりました。 それだけです。 とても美しい作品だったと思います。 ありがとうございました。
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御感想ありがとうございます。 そう言ってもらえて、すごく嬉しいです! アドバイスの方もありがとうございます! 読み直してみると、ご指摘の通り「唯一~」の一文が長く感じられました。なので、「明かりさえ、届いて~」で区切ってみました。 これからもより良いものが書けるよう頑張っていきます!

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