雨宮くもり

私はこのお話がとても大好きなのですが、うまくことばにできなくて…、でも「すごくいい」ことをお伝えしたいです。 世間の目で見ると恵まれいるようなアキさんが口にする『普通』と『息』というワードがこのお話の鍵なのでないかと思います。   ──普通じゃないから更に息を潜めて生きないといけない という印象的な(とてつもなく痺れた)一文が出てくる箇所があるのですが、これがまさに路和さんとアキさんの関係性をそのまま表していたような気がします。 どうなるのだろうと読み進めた果てのラストシーンがとても印象的で、ずぅんと残るものがあり…。 これまでの二人の楽しげなやりとりやアキさんの嘆きが頭のなかでぐるぐると巡り、息苦しい。 幸せなのかどうなのかは分かりません。 そもそも「幸せになってほしい」と思うときに想像する幸せはきっと『普通』なもので、アキさんと路和さんには息苦しいものであるかもしれない。 だからこそ、私はこのお話が好きです! ああ!うまく言葉にできなくて申し訳ありません。 気になった方はとにかく読んでください! とても素敵なお話をどうもありがとうございました。
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ご丁寧で素敵なレビューを頂き、大変嬉しい気持ちで一杯です。ありがとうございます。 私の記憶違いでなければ、連載の当初から金沢さんはスターを下さり、大変ありがたく思っておりました。 上手くことばにできないとのことですが、私が伝えたかった部分をしっかり掬い上げて下さった上、書いた私も気づかなかった「「幸せになってほしい」と思うときに想像する幸せはきっと『普通』なもので、2人にとってそれが幸せなのか」ということまで教えて下さり、本当書き手冥利につきます。 本当にありがとうございます。
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壱々伍さん!拙いレビューでしたのに、どうもありがとうございますー! そうですね!表紙とタイトルと概要を見たときにピーンときまして、丁寧で濃厚な描写に惚れ込みました。 自分もちょうど「『普通』ってなんだろう…」と考えることがあったので、その悩みとアキさんの心情を重ねて一層物語に惹き込まれた次第です。 スター送りまくりで更新を催促しているみたいになってないかが心配でした(苦笑)すみません(笑) ラストは「ここで終わるのかぁー!」と思わず声に出して叫んでしまいましたが、短いからこその良さというか…、エピソードが記憶に刺さったままなので、余韻が凄かったです…。 マイノリティの生き方を描くという意味
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