晴れと雨。育った環境が対照的な二人。 そんな二人が、晴人のほんの出来心の偶然から出会った。 ヒロインは不思議な少女、美雨。どんなに寒くても水に溶けようと願う。 そんな美雨を襲った悲劇。 晴人は当然泣き暮れるが、美雨の残した手紙を発見してからは、逆に落ち着きを取り戻す。 読み手にしてみたら、「あれ?、晴人、以外と淡白なのかな」と思わせておいて…。 短編ながら、スッとストーリーや場面が読み手に伝わる、素晴らしい作品でした。 さて。 晴人はどこに向かうんだろう…。

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