笠原斑

「アラディア、あるいは死神の物語」まだまだ途中ではありますが楽しく拝読させていただいております。  文化があり、風俗があり、要素的に取り込まれた様々なファクターが緻密に織り成された良作ファンタジーだと思います。  香時計を置屋での利用時間に置き換える描写は、とても色っぽくてうっとりしました。  落語の死神に通じる蝋燭の取り換えも、シリアスに作用していて良かったです。  まだまだ読了前ではありますが、一感想として伝えたくなったのでメッセージを送らせていただきました。
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笠原様、ご感想ありがとうございます。 第一話は廓の話でしたので、艶を感じて頂けたなら喜ばしく思います。 ご推察の通り主人公の設定など落語を多く下敷きにしております。 落語の共感芸能として優れた部分をどうにか落とし込もうとしておりますので、 ちょっと寄席に出かける程度の軽い気持ちでお読みいただければ幸いです。 その上でお楽しみいただければ何より有難く思います。
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