甚平

拝見いたしました。 死体というグロテスクに対する読者の好奇心をかき立てる作品であり、 何気なく行ってしまった行為から徐々にエスカレートしていく姿がよかったです。 個人的には最初のオウムを殺してしまう場面が自然で好きでした。 意識してか無意識かはわかりませんが、死体を中心にした芸術行為に 熱意を傾ける割に描写は淡々としているため、グロテスクな分野が苦手な 方でも、すんなりと読めるかと思います。 多少リアリティの薄い印象もありますが、そのお陰で本筋だけをさらりと 軽く読ませる口当たりのよさもあるので、よかったかと思います。 それでは、長々と失礼いたしました。
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丁寧なレビューをありがとうございます!自分のこだわっている部分を見ていただけたようでとても嬉しいです。励みになりました。
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