まず冒頭の緊迫感にやられます。これぞ導入、といった感じ。 何かを暗示するような幕開けから、次々と起こる奇妙な事件。深まるばかりの謎。謎。謎。 ストーリー展開を彩るのは、緻密に描写される警察組織の内部や人間関係。 過去と現在の入り混じった群像劇は圧巻です。 個人的に戦闘シーンもお気に入り。 生身の肉体同士がぶつかる躍動感は必見。 面白いSF作品を探されている方に是非お勧めしたい作品です。
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高梨様。 身に余るような素敵なレビュー、感謝します。 高梨さんほどのストーリー・テラーに褒めていただけると、嬉しくて、更に身の引き締まるような思いがします。 このレビューに恥じることのないよう、また精進します。 ありがとうございます。 PS.「家に帰るまでが逃亡」、本日から読み始めましたが、面白くてメチャクチャ惹き込まれます。今後の更新が楽しみです。

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