折梨 平

一見地味で素朴な印象の家族のお話ですが、それぞれが家族を思う何気ないエピソードが、超一等星のようにきらきら煌めいていました。 「人は死んだら星になる」 大切な人の死を悲しむ誰もが見上げる夜空の中に、そんな存在を探してしまうのは、きっとこの物語の登場人物達のような思い出を探すことと同じなんでしょうね。 本当に素敵な短編小説でした。 ありがとうございました。

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