島倉大大主

これは良いです。 凄く良い。 正直前半、というかお寺に行くまでは うーんと眉を顰めながら読んでおりまして 山茶花の花が出てきても、うーんと唸っておりました。 子供達がロープを潜って、山茶花に近づく辺りも、唸りまくりです。 ところが 子供達が枝を折って「綺麗だ」っていうあの瞬間! 私事ですが、良いお話を読んでいて、「はっ」とすると 一瞬時間が止まったような感覚になるんですよ。 息を飲むというか、そのシーンが、こう心にグサッとくるんですね。 だからして、主人公が、その一瞬に心洗われたってのが凄く理解できる。 素晴らしい。坊主が子供を思いやるのも、子供が坊主にちゃんと子供なりの敬意を払ってるのも素晴らしい! 良いものを読ませていただきました。 では失礼いたします。
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感想ありがとうございます! 前半拙い文章で申し訳ありません。もう少し情景描写を多く入れた方が良かったのかと思うのですが、どうお考えですか? でも、後半の、子どもたちが枝を折る場面を褒めてくださり、ありがとうございます。 私もあの場面は好きです。同じ気持ちになってくれる方がいた、と感想を読んで、嬉しい気持ちになりました。 ありがとうございます。
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個人的には、今の形がベストだと思います。 前半、私が唸っていたのは、文章の云々ではなくて 主人公の主張が、自分に合わないなあ、という感想からでして (そこら辺、感想に書いてませんでした。すいませんです) ですが、後半のアレが輝く瞬間から、前半の唸っていた部分が全て 弓を引き絞っているような『溜め』といいますか 後半のカタルシスの起爆剤に転嫁してると思うのですね。 だから、起爆剤としての情景描写の按配を間違えると あの子供の台詞で背筋がぞわっとなる、あの瞬間のあれが 無くなりそうで怖いんです。 ……と、読者として我儘をちょっと言わせていただきますw あの場面は本当に良いです。 良い物を読ませて
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