レビュー失礼いたします。 雨月流文学とある通り、どの作品も然りであるが、独特な感性が広がっている。 そこで花札の「歴史」自体が気になり、調べてみた。 なるほど、そもそも花札というのは本来こういうものだったのかと納得。 彼の捉え方は、解答しては成り立つが、正解ではないだろう。 あくまでこれは雨月流文学なのだ。 いにしえに活きたものを、彼は彼の思考で覆した、それこそが、彼の持つ世界感なのだろう。 役について知らなくとも、冒頭と〆には「はっ!」とさせられる。 ドクターの病の悪化と感染されてゆく様を眺めながら愉しんでいきますね~♪

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