氷野ケトン

リアルタイムに最初から最後まで 楽しませてもらったので お礼がてらにレビューさせてもらいます(^^ゞ 今作、テーマは 知 る こ と だと思いました。 例えば妹のかなえちゃんは 高城ちゃんの作品を読むことでラノベの素晴らしさを知ります。 また、主人公の宗一郎くんも 初めは抵抗のあったアニメ文化を だんだんと受け入れる様になります。 他のキャラも、初めは馬鹿にしてたラノベの良さを知る描写がありましたしね。 一方の高城ちゃんは、ラノベの良さはもちろん ラノベ作家でいる事の“負の側面”を知ってる人なので かなえちゃん達を俯瞰した視点から見れたのです。 クライマックスはそんな宗一郎くんとかなえちゃんが お互いに“ちゃんと理解し合う”ことで 過去を乗り越えるから感動的なんですよ。  また、僕みたいなラノベをあんまり読まない人にも 「ラノベを舐めるんじゃねえ!」という熱いメッセージは伝わってくると思います。 ただ! 個人的に残念な箇所があったりします。 それはコメでも書きましたけど  二 条 由 紀 ちゃんの扱い! 他のキャラ達はちゃんと“知る”展開があるのに 彼女だけはイマイチ、 話しに絡んでいないと思いました。 あと、僕はこういう娘が好みなので もっと登場して欲しかった… 幼馴染という存在は、主人公をよく知ってるという意味では 数少ない、妹とタメを張れる存在だと思うんですよ。 幼馴染ならではの“知ってること”、 妹による“知ってること” この対比とか観てみたかったなぁと思いました。 ダラダラと偉そうに長文つらねましたが 相変わらず もーたん作品はキャラが可愛い! それだけで尊敬しております。 由紀ちゃんの分で星一つ削りましたが オススメですよー!
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とても詳しいレビューありがとうございました。嬉しさでしばらく気を失っていましたw 思わず何度も読んでしまいました。なるほど「知ること」がテーマ…。作者も全く意識していないことでしたが、ケトンさんにそう言われると確かにそうだと感じました。「知ること=その人を理解すること」だと私も常日頃から感じているので、自身の性格などを見透かしてもらったような感覚です。 由紀の件は申し訳ございませんでしたw書き終わって読み返していると、確かに扱いが雑だったような気がします。典型的な幼馴染は出し尽くされた感じがしてなかなか難しさを感じているところです。また研究していきますので、今後も意見を交流させていただけると大
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真摯なコメント恐縮です(^^;) よく短編にレビューしてもらってるので 映画レビューと同じ感覚で書いたら あんな長文になってしまいましたw もーたんさんのところは 幼馴染キャラに厳しい展開が多いのは そういう理由だったんですねー。 偉そうに言ってますけど 僕も『恋愛プランナー』、クッソ長え上に 活用しきれてないキャラやテーマ多いので 他人の事は言えませんw ただ、かなえちゃんは“ラノべ”を使う、という ちょっと間接的に宗一郎くんの野球を促すのに対して 由紀ちゃんはキャッチボールをして 直接的に野球に関わってる辺り、 ちゃんと役割分け出来てるなぁ、なんて書き終わってから思ったりしました。
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