読み終えた後に色々と考えてしまう作品でした。 不正を暴いていく様は、さすがの作者様。次はどうなる? と、一問一答、せめぎ合い、心理描写は楽しく読めました。 でも、ラストで気付かされます。これは氷山の一角。様々な方が問題に上げている、陰に隠れた部分でもあるのですよね。賃金問題、保育問題、労働力問題などなど、たった一つの不正が暴かれても手を叩いて喜べないのが現実です。 それらが大筋の物語と絡み合い、一気に想像が働きました。 今の社会情勢を気にしている方なら目が離せなくなる作品。堪能させて頂きました!
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タッくんこんにちは! 以前、どなたかがつぶやいた 「収益を上げる仕組みを作れと言われても、保育士については収益が上がらない仕組みになっている」 というツイートを拝見したことがあり、それが本作の種となりました。 緊迫感を出しながらストーリーを進めたかったので、せめぎ合いを楽しく読めたとのご感想は素直に嬉しく思います。 今回も温かいレビューありがとうございました。またよろしくお願いします。

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