ちゃんみやー、ゼロですよ。 最後の「詰めたい」でナルホドと思いました。前に僕の小噺ホラーを読んで「笑えるホラーってありなんですね」と云うてたけど、「つめたい=詰めたい」ってダブルミーニングは上手いですよ。それだけで終わらずにちゃんと詰めたシロモノの描写がグロい感じで描かれてるところが良いです! じわじわ怖いホラーも定番やからオカルト研究って要素が出てくる学校の怪談をきちんと軸とし、全体的な描写は割とスプラッターなホラーに仕上がってて面白いです。ホラーにも色々あるけど、様々な要素を取り入れてて良いと思います。 でも彼女にしてみれば少し切ないんだよなぁ。そこが、また、味がありますね。忘れられると云う要素が効いてます。愛実の口やったのに忘れられて取り残され感が、彼女の執念と共に、悲哀も感じさせる。 初のホラーで模索してる風も見受けられましたが、結果的には読みどころ盛り沢山になった良い作ですね!

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