天川夏織

ルルカとロベリア、魔女と死神の奇妙な同居を描いた作品で、設定も面白いし、ストーリーも良かったです。登場人物は二人だけなのに、中身の濃い物語でしたね。 文章や表現力も一段レベルの高い感じがするし、ストーリーの進め方や構成もとても上手いし、セリフ選びも適切な感じがしました。 読んでみてコンテストに選ばれるレベルだなと感じたので、あまりコメントすることもないのですが、ここからは、私の個人的な感想と聞き流してもらえたらと思います。 随所に手慣れた感じとうまさをひしひしと感じたのですが、その分、ストーリー展開がややご都合主義的な感じを受けました(死神の能力など)。普通に読んでれば問題ないと思いますが、無意識に全体を無難にまとめようとしている感じがしました。どこが悪いというわけではなく、作品全体から強烈にアピールしてくるものがあまり感じられない気がします。 偉そうに書いてますが、私自身から見たらはるかに高いレベルでの話なので自分でもよく分からないのですが、一読者として感じたままを書かせてもらいました。本当に適当に読み流していただければと思います。素晴らしい作品であることは間違いないので。
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夏織様、レビューありがとうございます! 嬉しいお言葉をたくさんいただき恐縮です。とても励みになります。 なるほど……確かに文字数制限にとらわれてご都合主義的にしてしまったなぁと思う所は自分でもありました。今後もう少し気を付けなければなりませんね…。 いえいえ、思ったままに感想をいただける機会はなかなかないので、大変貴重なお言葉をいただけて嬉しかったです!隅々まで読んでいただきありがとうございました!
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