舞文心博

僕の父親を思い出しました。うちは僕が小さい頃に離婚して親父が一人で僕を育ててくれたんです。そんな僕も25才の時、ついに結婚する事になったんです。その時家も新しくしようって事になって都内から県外の田舎に一戸建を購入して引っ越す事になったんです。それで親父を一人残すのは心配だったので、一緒に住まないか?って、提案したけどやっぱり男親だから気を使ったんでしょうね。新婚夫婦の家に上がれるか!それに俺はまだお前らの世話になるほど落ちぶれていない!ってかたくなに断ったんです。結局親父を一人実家に残して引っ越したんです。最初は頻繁に連絡をとって家に来たり行ったりしてたんだけど、僕の会社が軌道に乗り忙しくなると徐々に連絡もとらなくなり疎遠になっていきました。そんな忙しい日々が続く中、親父から久し振りに電話があったんです。でもその時忙しくて出れなくて……その後結局かけ直すのを忘れてたんです。数日後次は、知らない番号から電話があり、出ると病院からでお父さんが倒れたから来てくださいと…… 親父は、脳に大きな腫瘍ができていて、余命3ヶ月と宣告されました。そしてもうその時に見た親父は、別人のように痩せ細り記憶障害と言語障害を患ってとても元気と呼べる姿ではありませんでした。そのときの後悔の気持ちがこの小説にかかれていてとても共感してしまいました。 近々墓参りに行こうと思います。 いい作品ご馳走さまでした。m(__)m
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舞文さん!!! まずは、レビューありがとう ございますm(__)m まさかのお父様との事がリンクする作品だったのですね( ;∀;) 自分では想像の中の話しだったのですが、こうやって感想頂くと・・・ なんだか泣けてきます(´;ω;`) 是非、お父様に会いに行って下さい!!! きっと、喜ばれますよ(*^^*)
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ありがとうございます( ^Д^) またソゼさんの作品拝読させていただきます(*^^*)

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