【コメント】

坂の上の、そのまた上の

レビュー失礼いたします。表現など、その人の感じたまま、若しくは「それに合ったシチュエーション」によりその作家が生み出したものでしかない。主人公は主人公の感じ方で結局のところは思ったままを考えに留めた。それこそ、作者さまのお話の中の「シチュエーション」に対する最善の言葉であろう。短いひと時の中で主人公の感覚で彼の持つ様々な言葉を捻り出す。書くことや読ませることを考えさせ、ああこれが主人公の感性であるのだろう、そんな風に様々なものを感じていきたいと思わせる作品であった。純粋ですっと心に入ってくる作品でした。

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