三塚日月

田舎町、異端の『白雪姫』から広がる不和と不穏。追憶を挟みながら少しずつ紐解かれていく物語。序盤から糸に絡みとられたように引きこまれていきました。 読むのがゆっくりなので、やっと今日最新まで追いつきました。散りばめられた不穏の種がついに結実して、怖くて怖くてしょうがありません――。 美しい幼馴染の前で浮足立ち、気を廻し、心を乱される主人公の気持ちが手に取るように伝わってきます。散りばめられた比喩もとても美しく静かに光を放っているようで、物語を追う楽しさだけでなく『読む』喜びも感じながら読ませていただいています。
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ご丁寧な感想をありがとうございます。物語を楽しんでいただき、『読む』喜びを感じていただけた……書き手冥利に尽きるとはこれでしょう! 本当に嬉しいです。 さて、『白雪姫』は一幕が終わりニ幕が開けようとしています。続きで書いた方が良いのかシリーズ化の方が良いのか悩み、更新は今夜か明日になりそうです。 ニ幕主人公は世代交代。ヒロインは相変わらずです。香世子は我ながらしつこく書き上げたというヒロインでして、今後もお付き合いいただけたら幸いです。
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続きを楽しみにしていますね。 香世子を彩る比喩では、サティや兎の眼がとても印象的です。
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