成生 都

カタワレオレンジ更新待ちの間に…と読み始めたのですが、気付けば夢中になって連日こちらの作品を読んでいました。 いろんなことが盛りだくさんの長編作品なのに、中弛みもなく飽きることなく最後まで読むことができました。作者彩様の才能には脱帽です。 最初こそ愛ちゃんのキャラクターや言い回しに面白さより違和感のほうが勝っていたのですが、今では愛しさすら感じます。真っ直ぐで可愛らしくて、いつだって応援したくなる女の子でした。彼女が主人公で良かった。 竹澤さんとアニキは、どちらも大変魅力的でした。愛ちゃんと同じように何度も気持ちが揺れ動いて、最後にはもうどっちも選べないと勝手に苦悩しておりました(笑)二人が密かに抱える苦しさから救われてほしい、それぞれの自己犠牲にも近いその愛が報われてほしいと祈りながら読んでいました。二人があまりに良い人なので、とにかく幸せになってほしくて。竹澤さんの選択に何度涙したことか。アニキの存在に何度励まされたことか。本当に素敵なヒーローたちでした。 そして忘れてはいけないのがアネゴですね。アネゴに気持ちを穏やかにしてもらったことが幾度となくありました。あくまで中立の立場で愛ちゃんに助言をしたり、密かに愛ちゃんのために立ち回ったり。愛ちゃんを愛していたのは竹澤さんとアニキだけでなく、アネゴもですね。 わたしたちがこの物語を読む何倍もの時間をかけて執筆してくださった彩様、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。 いつか彩様の作品が書籍化すると信じて待っています。
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Lina様 身震いするようなステキなレビューありがとうございます……! 初作品としては、主人公(というか地の文?)に癖がありすぎかな?受け付けない人は全く受け付けないだろな?とか思ったのですが それもまた個性だ!と吹っ切って面白おかしく描いていました。 心に傷を負った男2人と、天真爛漫の瀬野ちゃん……紆余曲折を経てのハッピーエンド。 すべてのみなさまに納得いただけてはいないと思いますが、幸せな最後に出来てよかったと思っています。 アネゴはこのお話のキーマンであり清涼剤であり愛すべきキャラですね(о´∀`о) 最初の連載は10ヶ月、約6年寝かせて、3ヶ月ほど練り直し期間を経てエブリスタでの
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