天川夏織

たくの誤解、勘違いから始まるコメディ、面白かったです。コントをみてるようでしたね。はるの乙女心も可愛いです。 目次も人物ごとに分かれているので、構成はとてもしっかりしていて、読みやすかったです。説明なども充分です。 ただ、たくとはるがケンカしたり、はるとなつ姉がたくのことで姉妹で話したりと、色々イベントがあっても全体的に平坦な感じを受けます。小説の山場みたいなものがないのかな。一応、なつ姉とはるの会話で真相が明らかになるところがクライマックスのかもしれませんが、たくの勘違いは早々に明らかになっているわけですから、読み手の興味をつなぐにはやや弱い文章なのかな、とも思います。 文章としておかしいところは特になく、完成度は高いと思います。髪をいじって、たくがドギマギする終盤はいい感じですが、ラストはちょっと尻切れ感があります。
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コメディとして伝わっているようで嬉しいです!コントのようなテンポの良さと楽しさがある作品を目指して書いたので、コントのようという例えもとても嬉しいです。 またダラダラ長くなってしまった気がするので、読みやすかったというお言葉が意外でありつつ喜ばしいです。構成はきちんとしたものを組み立てられているかいつも不安で、今回の登場人物の視点が変わったり起承転結はこことここ!というのを考えるのが特に難しく、コメディなら読みやすいし書きやすくもあるのでは?と書き始めた自分を呪いたい気分でした。 それなりのものになってはいるようで、とりあえずホッとしています。 「平坦」……うっすら思っていたのですが、
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