くらっしー

嫌味のない、無邪気な風刺画。 この作者様のお話は、発禁になった童話や、トラウマになる絵本、あるいは子供達が大人の知らない場所でこっそりやっている秘密のおまじない、そう言ったものと同じ魅力を持っています。何となくノスタルジックで、明るい狂気があって、朗らかなのに異様。「暗がりに潜む」じゃなくて「青空の下にぽつんと見つかる」怖いもの。青春小説でも書いたら似合いそうな清潔感のある文章が、独特の怪奇を描くので、その不思議な味が出るのだと思います。そして「誰でも感じ取れる」けど、それが何なのか理解するためには少し自分の胸に手を当てなきゃいけない風刺が、作品の中に自分の姿を見つけさせようとします。何より風刺と銘打ちながらも世相や社会に対するグチや嫌味に埋没していない事を、心から賞賛したいです。
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うおお…ありがとうございます……!(ありえない程の分量でめちゃくちゃ褒めてもらっててすごく動揺してる) その「青空の下にぽつんと見つかる」という例え方がもう、そういう表現技法に憧れていたので、すごく嬉しいです……(´;ω;`)ヤベェ...

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