主人公の生まれ育った故郷は穏やかな村であるはずなのに、そこの大人達の偏り過ぎた生き方に虚しさを感じてしまいます。 けれど、そんな盲目的な生き方を肯定しないあき姉ちゃんの存在は、とても眩しいものでした。その姉ちゃんから受け取った大切なもの。 そのお返しに一体自分は何ができるのだろう、と主人公は自問自答していきます。 その答えが明らかになっていた時、主人公はさらにあき姉ちゃんから、かけがえのないものを受け取ったのでしょう。 ラストは、そこに深く踏み込むと消えてしまいそうな印象を受けました。それでいて、とても優しくあたたかい物語です。
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秋吉さん、レビューありがとうございます♪ 昔の設定ですが、妄信的な人たちは現在も存在します。 お返し出来るものではないのだけれど、それを一生悩むような人だからあき姉ちゃんはそんな贈り物をしたのでしょうね♪ 長い時間ずっと見守ってくれる、素敵なことですよね♪ いつも感謝です♪

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