ホイットニー・ヒューストンは成功後、薬物で没落してしまいましたが、 「オールウェイズ・ラヴ・ユー」は日本でも180万枚売れたし、 歌詞の内容に反して、バラエティ番組で恋愛関係のシチュエーションが出ると流れる。 「アナと雪の女王」が大ヒットした後、結婚式で「let it go」を流すカップルも居たが、 そうなると、歌詞の意味なんかサッパリ分からない犬のメアリーを人間も笑えない。 ただ、怪獣やヒーローの名前に「ガギグゲゴ」を入れたがるように、 意味ではなく、音声の方に重きを置く風潮は現実に存在している。 タモリ倶楽部の『空耳アワー』なんかはまさにそういうことなのだと思う。 ならば名前は『メアリー』の犬だが、この犬は日本人の感性を持っているような気もする。 「同情か同調か」はあまり問題だとは思わなかったが、 俺は25歳のOL高梨麻実の口や顔を舐められるメアリーが羨ましくて問題だ!
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黒羽翔さま レビューをありがとうございました。 ホイットニー・ヒューストンは結婚した相手が悪かったですね。 没する前に、どこかのライブで突然参加して歌っている画像が ネットに流れていましたが、ドラッグの為なのか、それとも喉を酷使しすぎたのか、 枯れ枯れになっていたのが痛ましかったです。 黒羽翔さんがメアリーを羨ましいと書いたラストに大笑いしてしまいました。 真面目な解釈や、今の風潮を元に、タイトルの答えに迫る素敵なレビューをありがとうございました。

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