戸未来 辰彦

人は誰でも自分の存在を認め、祝福してほしいと願うもの。最近クローズアップされることの多いDV問題を少女の視点で丁寧に描かれている。 友人二人の胸中が敢えてさらりとしか触れられていないため、逆にそこがすごく際立ち、フォーカスされる。 彼らは一体、どんな思いを背負って生きてきたのだろう。 完全犯罪の裏に青春の影が落ちる。 とても考えさせられる作品です。 戸未来 拝
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戸未来 辰彦さん、読んでくださっただけでなく、こんなに素敵なレビューを書いてくださって、感激です。 そうなんです、今回、この男子2人の胸の内は全く表に出していなくて、少し心配だったのですが、戸未来さんはじめ読者様が、それぞれにしっかり想像してくださるのを感じて、とてもうれしく思っています。 昨今の哀しいニュース、憤りと無力感を感じつつ眺めています。 その憤りが、書かせた掌編かもしれません。 力不足の掌編ではありますが、いろいろ感じ取ってくださった事、とてもうれしく思います。 素敵なレビュー、本当にありがとうございました!
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