BLだけどBLじゃない、もしかしたらカテゴリはヒューマンといった方が合っているかもしれません。 心の中の闇は、外からは見えない。 穏やかで明るくて、誰とも上手くやっている。いつも笑っている…… あの人は自分とは違う。闇なんかないのだ、辛いことなんか、あの人の身の上には起こらないのだ。 そう思わせるような人。 闇の中に囚われているとき、そういう人に出会ったら? 人生に溺れてしまいそうな時、誰かにしがみつきたくなる。でも愛する人にしがみついたら、水の底に引きずり込んでしまうかもしれない。 誰かのために生きることは、もしかしたら水の底から浮き輪に手を伸ばすようなことなのかもしれません。 救われているようで、救っているようで……。 その誰かが、たまたま同性だった、というような、そんな苦しくて切ない、再生の物語です。 ですが、BLですからね……、もちろんドキドキシーンもありました。女性の私もドッキドキです。男女のホニャララをえがいている訳じゃないのにね……。なぜなのでしょうか。 通勤の電車の中などでは読まない事をオススメします。隣の席の人にのぞき見られたら大変です! その位のレベルです。 そして、タイトルの「朝焼け」 作中で使われている朝焼けの意味とは違いますが、読後には、ようやく夜が明けていくような、そんな明るさも感じられる素敵なタイトルだと思いました。
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ハナさん、ありがとうございます まさか、こちらにまで書いていただけるとは思っていなくて……。゚(゚´ω`゚)゚。
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レビューの内容は同じなの。ごめんね~(*^^*) 白鳥武美さんという方、美術館で見て、読んでみますね~ってペコメ入れてくださったので、読んでくれるかもです( ´艸`)
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