二瀬幸三郎

二瀬幸三郎です。 拝読させていただきました。 人、魔女、巨人、そして竜…… 様々な種族が共存する世界に於いて開催される成竜の儀式〈ドラゴンレース〉―― [ある導き]でレースに参加する事になった普通の少女ウィノアは、以前のレースで乗り手を負傷させてしまった竜セヴィエルとバディを組み、挑むことになる。 その中で、二人は様々な出来事、様々な出逢いを経て、やがて世界の行く末と、このレースに秘められた神の目的を知ることになる…… 19世紀の雰囲気を持ちつつ、魔法や異世界由来の技術、様々な異種族の共存、やがて迎える世界の〈アセンション〉など、独自の世界観が丁寧に描写されています。 また、独特な挿絵により世界観のイメージが視覚的に伝わってくるのも良い感じです。 その上で、〈ドラゴンレース〉を通じて描かれる様々な人間模様がしっかりと描写され、しっかりと地に足の付いた物語となっております。 そして、クライマックスである〈ドラゴンレース〉…… 特訓シーンを始め、白熱する接戦、勝負の駆け引き、隠された罠や試練など、手に汗握るレースシーンが展開され、物語を一気に加速させております。 レースの果てに明かされる真実……ウィノアの将来と〈魂の双子〉、そして新たな恋…… 良い物語を楽しませていただきました♪
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二瀬幸三郎様 拙作を読んで頂いているだけでも喜びでしたのに、レビューまで書いていただけるなんて感謝感激で涙目になっております。 ♪v(*'-^*)^☆ 「ふたつの地球…」は今から10年ほど前に書いた話なのですが、ある出版社のファンタジー系コンテストに落選して以来、ずっとお蔵入りさせていました。 しかしながらあることがきっかけでエブリスタに登録して、皆様に見ていただけるようになり、いろんな感想をいただけるようになりました。 そして今回頂いたレビュー。 たいへん素晴らしい評価をしていただき、作者、作品共々、幸せ者であると感じています。 どうもありがとうございました。 (*^^*)\(^
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