ゲート

人間誰しもがコンプレックスというものを持っていると思います。私も勿論ありますし私の連れもありましたお互いのコンプレックスを理解し合えた私たちは幸運だったのかもしれません。 この物語はそんなコンプレックスを理解してもらえなかった加恋という女性の恋のお話です。 身体のコンプレックスは女性にはとても辛いものです。知られたくないという気持ちはよく分かりそれを気にする余り毎日がそれだけに追われて楽しみというのがなくなりました。加恋も表情というものがなくなっていき、日々の生活以外で楽しみを求めてしまったのは仕方ないのかもしれません。心が弱いと言ったらそれまでかもしれませんがどうしようもないときはあります。ただ加恋の周りには加恋を見てくれてた人、江田さんや千尋ちゃん、原田先生がおり又新たに健人さんや大牙君との出会いによって少しずつ自分に自信が持てるように変わり私も少し安堵しました。 さらに変わって行けたからこそ恋愛や仕事の事だけじゃなく大牙くんのことに対しても誰に頼るのでもなく毅然と言えた所などはまぶしいぐらいでした。 最後の最後で弱気になったコンプレックスに関しても無事に受け入れてもらい、これからの2人には幸せな未来が待っていると予感させてくれました。
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