ゲート

大事な人がなくなるそれも大好きな恋人が。 その悲しみと言うのはどれくらいでしょうか? とても想像出来ないと思います。このお話は半年前に恋人をなくした女性、瑠璃の前を向くための物語です。 人生というのは酷なもので大変な事が起きたからと時間は止まってはくれません。ただ時間が癒してくれることもあります。恋人をなくした彼女には親身になってくれる大切な友人そしてなくなった恋人の主治医の先生がいつも側に居てくれてました。 先生もはじめは約束と同情、瑠璃は依存という気持ちだったのかもしれませんが2人は一緒にいることを選びました。恋人をなくした瑠璃には寄りかかれる人が必要だったと思います。ただそれでも2人で過ごすうちにお互い惹かれあっているのも分かり見守りたい気持ちになりました。 でもやはり瑠璃の中には亡くなった恋人がいるのは事実でその負い目もありトラブルメーカー二ノ宮先生の所為もあって別れることになりました。 別れた理由は理解できなくもないですが二ノ宮先生が余計な事を言わなければ時間と恭平先生によって解決できたのではとも思い残念な気持ちになりました。 瑠璃は落ち込みはしましたが会社の先輩の勧めもあり亡くなった恋人に似たアラタ君と出会いしばらくの交流を経て付き合う事になりました。未だにアラタ君と付き合う理由が分からなくて困惑しています。亡くなった恋人が忘れられなくて恭平さんに申し訳ないからお互い好き合ってるのに別れた筈なのにたった一ヶ月ぐらいで他の男と付き合う理由が思いつかないです。絶対に同じことの繰り返しになると思いました。現実はそれ以前でしたけど。 人間好きな人がいるしかも相手に嫌われた訳でも無いのに恋人を作る間隔が短すぎましたよね。自棄になったと言えばそうですがアラタ君を振り回されましたし先輩カップルには泥を塗りました。もう少し時間を置けば良かったのかも やっぱり時間て大切ですよね。結局アラタくんのおかげ?もあって大切な人の存在に気付けて幸せになりました。 少しモヤモヤしますが恭平先生の心の広さに脱帽です。誠実で責任感があり一途、さら包容力もありイケメンで職業は医者!なにこのスーパーマン 瑠璃ちゃんには勿体ないと思ったのは秘密です。
2件

この投稿に対するコメントはありません