天川夏織

いつもながら、突然現れてくる予想外の事実には、衝撃を受けます。列車の中の不可解な毒殺という言葉から、深みのある事件に思いが馳せる展開はとてもスムーズで、この辺りはプロ並みの展開力だと思います。 昭和の山村の世相の描写はとてもうまいですね。すっかり話に引き込まれます。ラストはもう少し続けて展開させてもいいように思いますが、字数制限もあるのでなかなか難しいかも知れませんね。 重きを置いているのは、過去の事件だと思うので、現在の状況についてはこれぐらいの記述でもいいのかも。
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レビューをありがとうございます。 自分自身に宿題を出した小話です。 平成の終わりを意識して、自分の両隣に不安感がある物語ができないか?と。 ラストが尻切れトンボ、、、と悔やむ気分が残る作品になってしまいました。 重ね重ね素晴らしいレビューを感謝いたしますm(_ _)m
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