あずみのさんの短篇が好きだ。  新作が出ないか時々、チェックしている。  もうこの人の作品はいつも同じ。  短い!とにかく短い!  しかも短ければ短いほど面白さが充実。中身が百頁くらいの密度になっている感がある。  前にもレビューで書いた。 何度も書く。  中編、長編にまとめられる「あっ!」と人の心を揺さぶる内容を、さらっと一頁から数頁にまとめてしまう。  もったいないとは言わせない。短くまとめて読者にフランス料理のフルコースの満足を与える。凡百の人間にできることではない。  この人の新作が出たら、とにかく読もう。  絶対、期待を裏切られない。  この小説。読み始めて一分足らず。最後の数行。私は唖然として、感動して、すぐレビューを書いた。  紹介としてはこれで十分。  もうひとつ。あなたも唖然として欲しい。感動して欲しい。    
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倉橋さん、いつももったいない高評価をありがとうございます。 短くまとめるのは、以前に投稿していたサイトが一作2000文字縛りで、そこで培われたものなのかなと思いました。(25作ほど投稿して入賞無し、最終選考も2回だけでしたが……) 今後ともたのしんでいただければ幸いです。ありがとうございます!
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