宇南

さすが人気作家みぐ先生の大作! 既に有名作家の皆様が素晴らしいレビューを書いていらっしゃいますので、私からは僭越ながら、ネタバレ無しの範囲で寄稿させていただきます。 みぐさんは次々に様々なジャンルの作品をどしどし書かれている作家でいらっしゃいます。書かれているどの作品も完成度が高くて毎度毎度唸らされる訳ですが、中でも特に凄いのは、「飛びもの」。飛行機、ヘリコプター、ロケット、などなど。飛んでくものを書かせたら、とにかくもーこのみぐさん、日本一の作家さんではないでしょうか。 そんな「飛びもの日本一」のみぐさんが今回挑んだ舞台は、バーチャルリアリティ。実はこれ、苦戦されたのではないかと想像する訳です。と申しますのも、みぐさんの得意とされている所は「いかにリアルに書くか」なんですよ。特に「飛びもの」は、あたかもそこで体験しているかのようなリアルな展開に息を呑む訳です。でも今回。バーチャルリアリティっていうのは「リアル(=現実)」ではないんですよね。「仮想現実」なんです。「仮想」だからして、言ってみれば何でも成立してしまう。だからこそ難しい。この「何でも成立してしまうからこその難しさ」をいかに料理するか。これが作家としての腕の見せ所な訳です。 みぐさんはそこに真正面から挑んでいきます。まさに果敢な挑戦!! これは唸るしかありません。 みなさんもぜひこの作品を読んでいただき、唸ってください。 ちなみに私が最も唸りましたのは、最後の展開です。 仮想現実と現実が交錯します。 そうか!みぐさんはこれが描きたかったのか!!!!! 感服いたしました。 このような作品を読ませていただき、感謝の念に堪えません。 ありがとうございました。 宇南拝
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宇南さん 作品を最後までお読みいただき、そしてこの様な素晴らしいレビューまで・・ 本当に本当にありがとうございます。m(_ _)m ご理解の様にバーチャルリアルティとても難しかったです。途中で何度も投げ出そうとしました。でも、皆さんの応援でなんとか完結させる事が出来ました。 とても感謝しております。 今後ともよろしくお願いします。
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今回のお話はいろんなステージがあって、いろんなアイディアが目白押しで、読んでいて楽しかったです。しかし作者みぐさんの苦労はいかばかりかと。お察し申し上げます。 バーチャルをリアルに着地させていく部分。ここがこの作品の最も難しいところだと思い、注目しておりました。そうしたら、見事でした。すばらしい手腕に惜しみない拍手を送りたいです。さすがみぐさんですね。書き手に力を感じます。これが書ければ、どんなものでも書けるんじゃないでしょうか。というのも、結局、この世のどんな作品も、全ての作品はフィクションであり、そのフィクションをいかに現実に着地させるかということが問われるのであって、それは今回みぐさんが

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