セドケン

エブリスタ参加作品の中で、久々に読破したBL作品としてレビューさせて頂きます。 恋愛モノの一ジャンルとして、色々なBL小説を拝見しているのですが、一気に読み抜けた作品は久しぶりでした。 BL作品の場合、その時の「体調をみながら」「緩急をつけつつ」読み進める事が多いのですが、「教育ノススメ」は殆ど間を置かず最後まで読み切ることが出来ました。 これは偏に今作のリズム感が自分に合っていたのだと思っています。 作品の相性とでも言いますか、読後も「爽やかな感覚」? を得る事が出来ましたw 内容について、先輩・後輩カップルの性的場面における後輩の攻め具合が中々のもので、個人的に先輩を不憫に思う描写も多くありました。 肉の悦び優先の後輩の行為に心遣いが足りないような気がして、気持ちを揺り動され悩む先輩の報われなさが目立つ……確かに後輩は先輩を愛しているのだろうけども、表現方法として「肉体言語」の割合が多すぎるかなあと……けどBLでは王道ですけどね。 しかし、体が解れるのに合わせて、心も解れてしまう先輩の有様をみるにつけ、「ソノ手ノ才能のある人が自分のいるべき場所に落ち着いたんだな」と納得させられました。 この辺りが作者サンの上手いところなんですかね。 最後まで読んで気付きましたが、結局、後輩以外に体を許した? のは教育実習生だけでしたね。(夢を除く) 総受けというタグがあったのに…………(で、STARマイナス一個) 少しがっかりしている自分をちょっと恐ろしく思いながら、現在続編を拝見しています。 まだまだ楽しませて下さいね。
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レビュー、ありがとうございます。過分なお言葉、恐縮です。と同時にレビュー書いていただけて、すごく感謝v嬉しいです。 「教育ノススメ。」は自分が初めて書いたBL小説です。その上、初心者のくせに「1話1H」という恐ろしいお題をつけて書いていました。ちなみに1話強姦、2話媚薬、3話三角関係のもつれ・・・みたいな。若いって怖いですね。書いた当初は約10年前だったんで、鼻息荒く書いていました。(笑) レビュー読んで「総受」の受け取り方ってそういうものかなと思いました。自分の中では受が一人で、愛があるにしろないにしろベクトルがすべてその受けに向かっているものが「総受」と思っていましたので。ただ、私の考え
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詳しい解説を頂き有り難うございます。 私的には総受はやはり肉体関係ありきですかね。 勿論、鳴上さんの仰る精神的な受けも範疇にあるのは存じています。 どこかのコメントでも書かせて頂きましたが、gayであるからこそ、肉体の繋がりから生じる愛情やら嫉妬やらが、総受キャラの周囲で渦巻くのが醍醐味ではないかと……あくまで個人的な嗜好ですねwww BL用語の意味や解釈はその時の流行りの影響を受けやすいような気がしませんか? または、身近な仲間内での共通の認識がいつの間にか定着しちゃうみたいな。 さて、これからも御作「教育ノススメ」を楽しませて頂こうと思います。 将之に開拓されてから、男の悦びに身を
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