橘 実来

ディスラプター。恥ずかしながらこの言葉を聞いたことがなくて、思わず検索してしまいました。 wikipediaによると 『ディスラプター(Disruptor)は、エドモンド・ハミルトンのスペースオペラ『スターキング』に登場する架空の兵器。 照準した物体というより、それが存在する空間そのものを消去する究極の兵器……』 存在する空間そのものを消去する究極の兵器?! 頭のなかでクエッションマークがいくつも浮かびました。なぜなら読み始めた この『ディスラプターワールド』はゲームばかりに夢中になり学力最低クラスにい拓也がトップクラスにいる遥に告白されてはじまるストーリー。それがなぜディスラプター?! しかししかし。読み進めていくうちに、拓也と遥のかくされ秘密、能力が明らかになり、拓也が熱中していたゲーム『ディスラプターチャレンジ』がストーリーを大きく動かしていきます。 みぐさんの作品を読んでいて、いつも感嘆するのは宇宙や機械工学などなど多岐にわたる圧倒的知識量です。骨の髄まで文系脳な私はいつも息を飲んでしまいます。 そして。そんなわたしですら、描かれているその映像が一気に思い描けるくらい、詳細でわかりやすい説明、次から次へと読者を引き付けるゲームとリンクした場面展開は圧巻です。はらはらドキドキしながら、遥と拓也と一緒に『ディスラプターチャレンジ』をしてしまうのです。 冒頭で紹介した、タイトルのディスラプター=究極の兵器の意味がわかってしまう衝撃のラストは、本気で手に汗を握ります!読み終えたあとは、全身の力が抜け脱力してしまいました笑 圧倒的スピード感をともなったゲームをクリアしていく爽快感、絡み合った疑問がほどけ、衝撃のラストに突き進む疾走感。それらをしっかり支えるみぐさんの確かな知識が綿密に織り込まれたきっちりした文体。 『ディスラプターワールド』読みはじめたら、止まらなくなること請合いです♪ この感覚を、ぜひ体験してみてください(^_-)
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最後までお読み頂き、こんな素晴らしいレビューまで・・ ありがとうございます。 励みになります・・ 本当に本当に感謝です m(_ _)m
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みぐさん 遅くなってしまいまして汗拙いレビュー失礼いたしましたーm(_ _)mまた他の作品も楽しみに拝読させていただきます(^_-)

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