Takehiko

その深い闇の向こうを覗いてしまう
初めまして。拝読させていただきました。 まるで暗く深い穴をのぞき込むような怖さがあります。 その怖さは、 直に自分の心の闇をのぞき込んでいるような恐ろしさだと気づかされます。 誰もがヒーローになれる訳ではない。 誰でも人のために動けるわけではない。 人は自分の都合の悪い事は本能的に忘れて行くのでしょう。 そうしなければ生きられない。 そうしなければ前に進めない。 自分を正当化させ、忙しさを言い訳にして。 誰に責められなくても、結局はそんな自分を認められらくなった時 彼は喪った約束もろとも、記憶を取り戻したのかな・・。 何とも辛く救いようのない終わり方なのに 何故か主人公の最期は、笑顔のような気がするのです。 そして読み手はこの風景を長く記憶にとどめてしまう。 上手いなぁと思います。 心の残る作品を拝読させていただきました。 ありがとうございました。
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素晴らしいコメント、ありがとうございます。 人の心のどこかに引っかかるような作品が書きたく、いろいろ試していますがまだまだ勉強が足りず満足のいくクオリティまで達しておりません。 少しずつ、人の心に小さな小さな傷を残すような作品を書けるよう努力しております。 今後ともよろしくお願いいたします。
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