大日本帝国

前作に続き、今回も夜分に読みました。武装中学生、というワードに惹かれ読んでみました。 まず全体的に読ませていただきました感想を言うと、応募している作品の中で最も武装中学生らしさが出ていたと思います。ソウイチの心も体も未発達で大人ぶっているんだけど成り切れない中学生の面と、映画の表現や人物を用いて火器について学ぶ軍人としての面。両方がうまく引き出せていると思いました。実際、あんなニヒルな生徒は自分が中学生の時にクラスにいたので非常に想像しやすく、文章や一人称のような三人称にも好感が持てました。また、火器についてもよく調べられている印象を受けました。 ただ、注文をつけるとしたら「ヨーグルトの味」とか「教官の詳しい容姿」などが欲しかったですね。ネーミングから想像すると、たぶんミルク味なんだろうと思うんですけど。声の特徴から四十代くらいかな?と想像しておきました。文字数に余裕があれば、改善してみるのもいいでしょう

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